大学で働く薬剤師の主な仕事

大学の教員として

薬剤師資格を持って大学教員として働くには、薬学部の臨床系教員になります。実務家教員とも呼ばれます。

実務家教員になるには薬剤師として5年以上の実務経験が必要ですが、さらに研究者としての実績、教授の推薦等がないと、有能なだけではなかなか採用には至りません。
実務家教員は学会などで自らの研究成果を発表するだけでなく、学生への講義、教授の研究の手伝いもします。認められれば、助手から講師、准教授、教授とステップアップする道も開けます。

また近年の薬学部増加に伴い、実務実習先の確保も業務として課せられるようになりました。具体的な担当業務内容例として以下のものが挙げられます。

実務実習先のマッチング

学内臨床実習事前準備、講義

実務実習の巡回あいさつ

薬局実務研修

学内評価者講習会の開催

模擬患者の養成