薬剤師が転職活動で「応募」「面接」まで効率良くステップを踏むには
しかし、そんなときはもう一度じっくりと考えてみてください。
退職してから転職活動をすることにはいくつかのデメリットがあり、どうしてもすぐに辞めなければいけないというときの最後の手段なのです。
今回は、退職せずに「応募」から「面接」まで効率良く転職活動を進めるためのポイントをご紹介します。
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転職活動をスムーズに運ぶためのポイント
1.譲れない条件を決めてから求人を探す転職活動の第一歩は求人を探すことですが、「どこかにいい求人ないかな」とただ漠然と探してはいけません。
自分の中に「この条件だけはこだわりたい」というのを決めておかなければ、たとえ良い条件の求人があったとしても見落としてしまう可能性が高いからです。
まずは「転職先に何を求めるのか」を明確にしましょう。
自分がこだわりたい条件がはっきりしていれば、どのような会社の求人を中心に探せばいいのかもはっきりしますので、条件にぴったりの求人が探しやすくなります。
自分で考えても転職後の方向性が見えてこないという方は、転職経験のある薬剤師や、薬剤師専門の転職コンサルタントに相談してみると良いでしょう。
2.同時期に複数の求人に応募する
とりあえず気になる企業に1社ずつ応募する方がいますが、転職活動を成功させたいのであればこのやり方はオススメできません。
ある企業の求人に応募して、結果がわかったらまた次の企業の求人に応募するという転職活動では、もし内定がもらえたとしても、ほかの企業と比べることができないままその企業に転職するか否かを決めることになります。
そうすると、迷いが生じて転職活動が長引いたり、後々になって「やっぱりここじゃなかった」と後悔する可能性が高くなることはいなめません。
ですので、転職先に求める条件・転職活動の方向性を決めた後は、同時期に複数の企業に応募することをオススメします。
このやり方であれば、いくつもの企業を比較検討しながら選考過程を進むことができるため、自分の希望する職場かどうかの判断がしやすくなります。
自分が対応できる範囲で、できるだけ多くの企業に応募するようにしましょう。
3.面接日程の調整をうまくやる
求人探しや履歴書の作成などは、仕事が終わった後の時間や休日などの自分の時間を使って進められますが、面接は相手の都合もあるため、調整をしなければいけません。
企業側は転職者が仕事をしているため時間がないということは理解してくれているので、勤務時間の前か勤務時間後の時間帯に面接を行ってくれることもあります。
ただ、二次面接ともなると、役員や社長などとの面接になるため、転職者の都合に合わせてもらうことが難しくなります。
その場合、転職活動に有休を使うことになりますが、有休の日数が限られている場合は、うまく調整して日程を組みましょう。
また、有休が取れたときは、その日に複数の企業の面接を行えるように調整すると、より効率良く転職活動を進められます。
どうしても自分で企業側と面接日程の調整をするのが難しいという方は、転職サイトを活用し、コンサルタントに頼んで代わりに交渉してもらうと良いでしょう。
仕事をしながらの転職活動は簡単ではありませんが、しっかりとポイントを押さえたうえで行えばスムーズに進めることが可能です。
会社や同僚に配慮しつつ、じっくりと納得できる転職先を探しましょう。
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