薬剤師が転職の際に企業を選ぶ基準で注意すべき3つのポイントとは？

企業を選ぶ際のポイント3つ

ポイント1. 未経験の職場への転職難易度を確認する

薬剤師の転職において、病院から調剤薬局へ、製薬メーカーからドラッグストアへ、などのように未経験の職場へ転職するケースがあります。そうした場合、職場によって経験のない薬剤師が働く難易度が異なる場合があります。
 
未経験の薬剤師をどの程度受け入れてくれる職場なのかを確かめることが大事です。そこを確認せずに転職してしまうと、転職後に苦労するといった事態になりかねません。
 
未経験の職場であっても調剤薬局やドラッグストアの場合はスムーズに転職できる可能性は高いです。一方で病院や製薬メーカーへの転職は未経験では難易度が高くなります。思い切って挑戦してみたいという人はできるだけ若いうちに行動することがおすすめです。

ポイント2. 年収の相場を把握する

薬剤師の求人の年収を見ると400万円～550万円などのように、その額に幅があることが多いです。こうしたケースでは自分が実際にどのくらいの年収をもらえるのか把握できません。
 
「20代の薬剤師が調剤薬局で働く場合」「30代の薬剤師が病院で働く場合」など、自分の年収の相場を把握しておきましょう。そのうえで自分が納得できる年収をもらえる職場選びをすることが大事です。

ポイント3. 求人情報を鵜吞みにしない

求人情報を見ると「みんなとっても仲の良い職場です」「残業はありません！」などのように魅力的な言葉に溢れています。しかし実際に転職して働いてみると、人間関係がギスギスしていて職場の雰囲気が悪かったり、当たり前のように残業をさせられたりするケースが多くあります。
 
職場の雰囲気や人間関係を確かめるためには職場見学が重要になります。自分が働きたい時間帯に見学に行き、「働いている薬剤師の年齢や人数」「薬局長や管理薬剤師の人柄」「職場の雰囲気」「薬歴記載のやり方」など、求人情報だけではわからないポイントを自分の目で確かめましょう。
 
職場見学の段取りを自分で行うのは大変ですが、転職サイトを利用して見つけた求人であれば転職エージェントに段取りしてもらえます。他にも様々なメリットがあるので、転職活動をスムーズに行うために転職サイトの活用もおすすめです。