内定・退職・入社 2020.04.20

薬剤師が転職し新しい会社に入社してから、優先的に行うべき事とは?
 

転職活動を無事に成功させるというのは喜ばしいことですが、そこから次に何をすればいいかわからない方もいるかと思います。転職が初めての薬剤師となればなおさらでしょう。
 
今回の記事では、薬剤師が転職後に新しい会社に入社してからやるべきことについて解説していきます。
 
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まずやるべき手続き

転職先が決まったら、まずは「健康保険」「雇用保険」「厚生年金保険」の手続きを行いましょう。一般的に、健康保険の加入手続きは新しい会社が行いますが、今の健康保険をやめる手続きは自身で行う必要があります。
 
厚生年金保険と雇用保険は転職先が手続きを行ってくれるため、自身が行う必要はありませんが、年金手帳と雇用保険被保険者証が必要ですので、あらかじめ用意しておきましょう。
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必要書類の提出

転職先の会社には、年金手帳と雇用保険被保険者証以外にも提出しなければいけない書類があります。以下に、薬剤師が薬局に提出を求められる書類について解説します。
 
・薬剤師免許
・保険薬剤師登録票
 
薬剤師として働けることを証明する書類です。薬剤師免許は当然ですが、保険薬剤師登録票も保険薬局で働くためには必ず登録する必要があります。
 
・源泉徴収票
・扶養控除等申告書
・健康保険被扶養者異動届
 
こちらの書類は税金、社会保険の手続き、手当の計算に必要となります。健康保険被扶養者異動届の提出は、扶養義務のある家族がいる人のみが対象となります。
 
・健康診断書
 
転職する前の会社でもらった健康診断書でかまわないケースが多いですが、会社によっては、入社前に健康診断を受けることを義務付けている場合もあります。
 
・給与振込先の届出書
 
給与の振込先を知らせる書類です。転職先の会社から用紙をもらい、必要事項を記入して提出します。
 
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初出勤までにやっておくべきこと

内定から初出勤するまでにやっておくべきことがあります。そのおさえておくべきポイント2つを解説します。
 
スムーズな退職のために計画を立てる
現在働いている人は内定から初出勤までは時間的余裕があります。しかし、そうした人が最も避けたいのが退職日が延期になるという事態です。今の職場での引継ぎや残務処理を退職日までに完了し、スムーズに転職できるように計画を立てておきましょう。
 
転職先の仕事に関する基礎知識を身に付ける
初出勤までにやっておくべきことの中でも重要なポイントとなるのが、転職先の業務に関する基礎知識(予備知識を)身に付けておくことです。取り扱う商品の種類や効能、主な取引先の名称など、基礎知識が頭に入っていると、入社してからの業務効率が良くなります。
 
未経験者歓迎という職場に採用された場合でも、転職組はやはり経験者としてそのスキルを期待されるため、ある程度の知識を入れておく必要があります。また、同時期に採用された人がいる場合は、何かと比較されることも多いため、働き始めた時点で差が開いてしまわないように、入社が決まればすぐに基礎知識のインプットを始めておきましょう。
 
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