薬剤師必見!2017年版調剤薬局毎の年収ランキングを解説します
薬剤師が働く場所には調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬メーカーなどいくつかありますが、当然もらえる年収の額は異なりますし、調剤薬局の中でも会社によって年収に差があります。
今回は、四季報を使って代表的な大手調剤薬局の平均年収をランキング形式で紹介したいと思います。
※四季報とは、各上場企業の業績や財務情報、今後の見通しなどが掲載されている季刊雑誌です。
四季報URL:https://shikiho.jp/
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調剤薬局の年収ランキング
※カッコ内は平均年齢です。※上場企業のみを記載しています。
1位.日本調剤 556万円(34.6歳)
2位.アイセイ薬局 528万円(35.4歳)
3位.メディカル一光 491万円(36.9歳)
4位.クオール 473万円(33.9歳)
5位.総合メディカル 432万円(35.5歳)
6位.アインホールディングス 431万円(32.2歳)
このランキングを見るときに注意しなくてはいけないのは、薬剤師以外の社員の年収も含まれているという点です。たとえば医療事務の方の年収は、一般的に薬剤師よりも低いため、調剤薬局勤務の薬剤師の平均年収はもっと高いと思われます。
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中小企業は年収が高い
上記のランキングで紹介した大手企業は高い年収がもらえるというわけではないということがわかります。一般的な薬剤師の年収の平均よりも少し低い傾向にあるとも言える額です。一般的には、製薬メーカーや、他の多くの業界では従業員の数が多い企業ほど年収が高くなる傾向にあります。その理由は、大手企業の方が業績が良かったり、より優秀な人材を求める傾向にあるため高い年収を払ってでも能力の高い人材を確保したいというニーズがあるからです。
しかし調剤薬局業界においては、「中小企業の方が大手企業よりも年収が高い」という傾向にあります。調剤薬局業界は他の業界と比べて、中小企業が多いことで有名で、薬局の数はコンビニよりも多いと言われていますが、ほぼ大手の3社が独占しているコンビニ業界と違い、調剤薬局業界は多くの中小企業が十分な経営状態を続けているのです。
また、大手企業の調剤薬局は各地にある店舗に配属するために多くの薬剤師が必要なため、「優秀な薬剤師より多数の薬剤師を採用する」ことを重視しています。その結果として「年収が多少低くても大手企業で働きたい」という薬剤師が転職することになり、年収が低く抑えられているのです。
こうした傾向はとても珍しいことであり、調剤薬局業界の特殊な一面を表していると言えるでしょう。
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大手企業は安定感がある
転職するにあたって、あなたがもし年収を重視したいのであれば、地方で給与の高い小さな調剤薬局を探すという手がありますが、年収よりも安定性を重視したいというのであれば、少しくらい給与が低くても経営的に安定感のある大手企業を選ぶのが賢い選択肢といえます。ただ、当然のことですが、どの企業であっても管理薬剤師やエリアマネージャーのような役職に就くなど上に行くほど年収は高くなりますので、本人の頑張り次第ではどの企業でも高収入を得ることは可能です。
年収だけにとらわれることなく、どのように働きたいのかという希望を明確にして、総合的に判断すると良いでしょう。
調剤薬局は薬剤師の勤め先として最もポピュラーですが、思っていたより年収が上がらなくて転職を後悔する人もいます。
転職活動をする際には、その企業における年収のモデルケースや昇給率などもしっかり確認するようにしましょう。
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