キャリアウーマン 2020.11.14

年収500万円が壁！女性薬剤師が突破するべき年収の基準？

薬剤師という仕事は、他の職業と比較して、年収が高く、収入面で男女格差がほとんどないことが特徴です。
看護師や医師のほうが年収が高いと言う方もいますが、看護師は夜勤があったり、地域によって格差もあります。医師も開業資金が必要ですし、非常勤で働くのは将来設計がしにくいなどのデメリットもあります。

その点、薬剤師はパートさんの時給も他業種と比べると高く、女性が就く職業としては夢のある仕事だと言えます。では、女性薬剤師はどのくらい稼げて、目標とするべき年収の基準とはどのラインなのでしょうか。

今回は、女性薬剤師の年収の基準について考えていきましょう。

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女性薬剤師の年収

他業種と比較して、女性薬剤師の年収は高く、平均年収は500万円程度と言われています。管理職になると年収600万円程度になります。同じ職場で勤務年数が長くなれば、年収が700万円を超えるケースもあります。大手の製薬会社に勤めている女性薬剤師でも年収700万円以上の方もいます。病院薬剤師の場合はこの相場より50～100万円程度低くなります。

薬剤師以外の一般的な職業の女性の年収は230～240万円程度と言われています。薬剤師の場合は、新卒で調剤薬局に就職すれば年収350～400万円程度もらえます。病院は調剤薬局やドラッグストアと比べると年収が低いと言われていますが、それでも年収300～350万円程度はもらえます。こうしたことを考えると女性薬剤師の年収がかなり高いということがわかります。

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なぜ男女格差がほとんどないのか

薬剤師業界は女性が多く活躍しており、全体の6割を女性が占めています。一般企業の場合、半数以上が女性というのは稀です。女性が多い業界という特性上、年収の男女格差もほとんどないのだと思います。

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女性薬剤師が年収を上げるには

女性に限ったことではありませんが、薬剤師が年収を上げるためには「ひとつの職場で長く働くこと」です。長く働くほうが結果的に転職をするよりも年収は高くなります。同じ職場に長く勤めている方で、40代以上の方であれば年収700万円以上の方もいます。これほどの年収を転職で実現するのは難しいでしょう。ただし、どれだけ頑張って働いても年収が上がらない会社というのもあります。特にパートの場合だと上がりにくいことがあります。その場合は転職という選択肢を考える必要があります。

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新卒時の就職が大事

薬剤師として働く場合、新卒時の就職は特に重要です。「思ったより通勤時間が辛い」「人間関係が悪い」などの理由で退職する新卒の薬剤師が多くいます。これは就職先を探す際にあまり真剣に考えず、「大手企業だから」「採用担当者の感じが良かったから」などの理由で安易に決めてしまった人に起こりがちなケースです。就職先は自分の理想をどれだけ実現できるのかをしっかりと見極めて選ぶことが大切です。
会社によっては、年収1000万円近くもらえるところもあります。新卒から働き続けて信頼を得て、順調にキャリアアップを重ねていくことが、年収を上げていくためのポイントとなるでしょう。

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